SSブログ

『猫と針』ミラクルミラクル [観劇]

9月4日に『猫と針』を観てきました。祐飛くん関係でばたばたと動いている間に(笑)先行予約も一般発売も逃してしまいがっかりしていたところ、キャラメルボックスで若干枚数用意できるという情報を得て、早速電話してみましたそうすると「補助席でよろしければご用意できます」とのこと。2つ返事でOKし、用意してもらいました。チケットは当日精算なので、受付に行ったら

「キャンセルが出たので最前列をご用意しました」
と言われてしまいました。あまりといえばあまりの展開に頭がついていかず、とりあえず「ありがとうございます」と言い、チケットを受け取りました。補助席→最前列のランクアップって急激すぎやしませんかね?…最近、最前列が多いんですけど…しかもどれもが意外な展開で発覚&遭遇する最前列。実は祐飛くんのバウホール公演もOMCカードの先行販売で最前列を確保したんです。でも受付してくれたお姉さんが「パイプ椅子の補助席で端になるかもしれないけど、今なら最前列がご用意できます」と言ってました。販売開始から20分もかかって繋がった電話で残っている最前列って、どんな罠が隠されているのだろう?バウホールは行ったことがないのでよくわからないのです。最前列は観にくいのは承知の上です。あとはパイプ椅子がどれくらいへっぽこかということぐらいですかね?どうせ何回も観るから(爆)1回くらい最前列があってもねぇ(苦笑)
と、最前列話に花が咲いてしまいました。話を本題に戻しましょう。この『猫と針』は恩田陸さんの初戯曲です。キャラメルの岡田達也さんが飲み会の席で依頼し、恩田さんがあっさり快諾したという非常にお気楽ないきさつなんです(笑)岡田さんに恩田さん、どちらも好きな私にはこんなに美味しい芝居はありません。出演者も好きな役者さんばかり
淡々とした何気ない会話で話しが進んでいきます。だが、それぞれの会話がきちんと繋がっていき、色んな事実を浮かび上がらせるんです。浮かび上がっていくんですが、謎については”これだ”という決定打は打ち出さないんです。あとは観客に委ねるんですかね。非常に余韻の残る芝居でした。結局誰に殺されたのかとか彼女は何をしたいのかとか色々考えながら家路に着きました。こういう風に観た芝居について想像力を働かせるのも楽しい時間、贅沢な時間なんです。観劇の醍醐味ですな。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。